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2016/07/07(木)お知らせ
横河ディジタルコンピュータと自動車産業における計測・適合開発支援ツール分野での協業を開始

横河ディジタルコンピュータ株式会社より6月28日、マックシステムズと自動車産業における計測・適合開発支援ツール分野での協業開始について発表がありました。
横河ディジタルコンピュータのプレスリリースをご紹介します。


横河ディジタルコンピュータ、自動車産業分野における
計測・適合開発支援ツール分野でマックシステムズと協業を開始


横河ディジタルコンピュータ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 古田豊彦)は、「LabVIEW」(*1)をカスタマイズした自動検査装置やHILSシステム(*2)の設計ノウハウを持つ株式会社マックシステムズ(本社:名古屋市中区、代表取締役社長 鈴木晴之)と自動車産業における計測・適合開発支援ツール分野で協業展開していくことを発表します。

【RAMSope+LabVIEWで、より実車に近いデモンストレーション環境を実現】
近年、自動車には「走る」「曲がる」「止まる」という基本機能はもとより、自動運転の実用化を視野に自動ブレーキやパーキングアシストなど様々なADAS(先進運転支援システム)機能が量産車にも搭載されるようになり、より一層の信頼性と高精度な制御が要求されるようになりました。
ADAS機能の進化に伴い複数ECU間のきめ細かい協調制御が必要になり、高精細な計測や高度な検証、効率的で信頼性の高い開発手法が必要不可欠となっています。

自動車関連産業各社様で広くご使用いただいている、ECU向け複合計測機「RAMScopeシリーズ」(*3)を製造・販売する横河ディジタルコンピュータと、自動車産業分野のお客様に向けたHILS環境構築にノウハウを持つマックシステムズが新たなソリューションを展開することで、自動車産業分野の計測・テスト・検証フェーズで求められているユーザカスタマイ ズされた複合計測システムのご提案・ご提供が実現します。

両社協業の第一弾ソリューションとして、「RAMScope」を使い、実ターゲット(ECU)の内蔵RAMデータをリアルタイムにサンプリングして「LabVIEW」に直接取り込み、表示・解析するデモンストレーション環境をご提案します。
これより一貫性のある連携と、より実車に近いデモンストレーション環境を再現することで、 お客様のADAS分野等における計測・テスト・検証フェーズに大きく貢献できると考えます。 なお、本提案を2016年6月29日(水)~7月1日(金)にポートメッセなごや・名古屋市国 際展示場で開催される「人とクルマのテクノロジー展2016(名古屋)」に参考出展します。 

(*1) 「LabVIEW」:
   ナショナルインスツルメンツ社の、設計/試作/実装/テストシステムの開発に最適なシステム開発ソフトウェア
(*2) 「HILSシステム」:
   Hardware In the Loop Simulator
   実機を用いることなく、机上でECUと連動して動作するシミュレーション環境としてECUをテストする装置
(*3) 「RAMScope」:
   複数ECUマイコン内のRAM制御データと車載ネットワーク(CAN通信データ)、各種センサーのアナログ信号などを同一時間軸で計測・解析することができるECU向け複合計測機
   「RAMScope」の詳細情報はこちらをご覧ください
   ⇒ http://www2.yokogawa-digital.com/product_list/automotive_list.html

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